絵日記
Pieces of words 韓国・釜山旅行 2008.12.12〜2008.12.13

韓国・釜山旅行 2008.12.12〜2008.12.13

12月12日から12月13日の1泊2日の日程で韓国・釜山を旅してきました。妻は1年ぶりの訪韓ですが、私は今年6回目の訪韓となります。今年は、例年以上に韓国をよく訪れた1年でした。今までは、妻と2人での訪韓でしたが、今年は韓国の1人旅が多かったです。韓国は近いと言っても、海外です。言葉が話せるわけではないので、最初の頃の一人旅は「不安」でしたが、回数を重ねるに従い、慣れてきたのか、夏には釜山からKTXでソウルまで行くようになりました。それも、ツアーではなく、自分で福岡から釜山のビートルの乗船券を手配し、ホテルも自分で手配するようになり、添乗員不在での旅ばかりしてきました。少しでも安く韓国旅行をするため、ビートルについては、ビートルスペシャル(往復16,000円)をネットで予約することが多く、今回もビートルスペシャルでと考えていたのですが、ビートルスペシャルの設定がないため、民間の格安乗船券を取り扱っている旅行会社を探しました。そんな中、ビートルスペシャルよりも安い金額で往復できる乗船券を取り扱っている「ザカストラベル」http://www.zakastravel.net/を見つけました。2人以上で申し込みが必要などの条件がありますが、条件さえ合えば、JR九州のキャンペーン価格よりも安いので、今回は、「ザカストラベル」で乗船券を手配して頂きました。入金後、すぐにクーポン券が送付されて来たのですが、通常の旅行会社では別料金を徴収される出入国関係の書類まで、作成して頂けていました。出入国の書類作成は、慣れれば大したことはないことだけど、最初はどうしたらよいか不安だと思います。それを、こちらが頼んだわけではないのに、サービスでやって頂けたことに感激しました。メールでのやり取りでしたが、良心的でサービスのよい旅行会社という印象を受けました。
宿泊先については、何度か宿泊している東横イン釜山中央洞を予約していたのですが、12月2日に釜山駅前に、東横イン釜山駅がオープンし、12月中は20,000Wの割引があるということだったので、既に予約していた東横イン釜山中央洞をキャンセルし、東横イン釜山駅前を予約しました。東横インが釜山に出来るまでは、「釜山ナビ」というサイトで、ホテルを予約していましたが、東横インが出来てからは、そちらを利用するようになりました。釜山の大抵のホテルは日本語が通じますが、東横インは日系のホテルだけあって、日本にいるのと変わらない感覚で宿泊できます。韓国の風情を求めている人には、不向きなホテルかも知れないですけど・・・。
博多港ターミナル出発案内
10時15分発のビートルJF109便での出発です。
今回の旅行は、ウォン安の影響か、観光客がたくさんいました。今までにないくらいに、ウォンが安くなっており、買い物目当ての客には、もってこいの旅行時期だと思います。今までは、空席も目立っていたビートルの船内はほぼ満席でした。釜山までの約3時間、Mr.Childrenの新しいアルバム『SUPERMARKET FANTASY』を聴きながら、のんびりと船内で過ごしました。ビートルの客席は、私には少し狭く感じますが・・・。
釜山には、定刻どおり到着しました。税関手続きを終え、入国ゲートを出るとたくさんの現地の添乗員がプラカードを持って待っていますが、私達には関係ありません。とりあえず荷物を置くために、釜山港から釜山駅までのシャトルバスを利用しました。900Wを払い、乗車すると間もなく出発し、すぐに釜山駅に着きました。東横イン釜山駅前は、シャトルバス乗り場の目の前ですチェックインは16時からなので、荷物をフロントに預け、チェックインの手続きをして、国際市場に向けて、チャガルチ駅まで地下鉄で向かいました。東横イン釜山駅前は、釜山駅は目の前、地下鉄の駅もすぐという交通の便のよいホテルです。値段も他のホテルより安いような気がします。
私の釜山旅行の目的は「買い物」です。妻の目的は、「食事」です。とりあえず、眼鏡を作るために、私が行きつけの国際市場の中にある第一眼鏡へ向かいます。ここの店長さんは、日本では無理だとあっさり言われるフレームにも度入りレンズを入れれるように、努力してくれます。値段も、他の眼鏡屋が「本当は300,000Wするところを今日は特別に230,000Wにします」とか言う会話から、値切り交渉が始まるのですが、ここの第一眼鏡は、最初から限界に近い金額を提示してくるので、好感が持てます。韓国では値引き交渉が必要というけど、そんなことが必要のない良心的なお店も存在します。私も、この第一眼鏡ではほとんど値引き交渉をしませんが、他のものを購入する場合は値引き交渉はしますが・・・。何度も韓国に行って、眼鏡を作っているので、もう相場は分かっているつもりです。他の店で値切った結果よりも、安い値段を最初に提示してくるのが、この第一眼鏡です。国際市場の眼鏡屋さんのある通りの奥の方にあるので、最初の頃は、それまでにある眼鏡屋さんの呼び込みに捕まることが多かったです。韓国の眼鏡はすぐ壊れると言われることがありますが、確かに帰国後すぐに壊れた眼鏡もありましたが、この第一眼鏡は完璧な仕事をしてくれる店長さんですので、安心して眼鏡を作ってもらうことができます。私も妻も、すっかり顔なじみになっています。店員さんも明るくて親切で、気さくな方なので、釜山で眼鏡を作ろうと思っている方が、もし私のブログを読んでくれたのなら、是非お勧めの眼鏡屋さんです。妻は、眼鏡屋さんのご好意で、「キムチチゲ」をご馳走になりました。私の妻は、韓国人もびっくりするくらい辛いものが好きです。先程の「キムチチゲ」を少し食べましたが、口から火が出るほどの辛さでしたが、妻は、確かに辛かったけど、まだ辛さが足りない。日本人向けに眼鏡屋さんが好意であまり辛くしないでと頼んでくれたと思うと感想を言っていました。あの辛さでまだ辛さが足りないなんて、この人はどんな舌をしているのかなと思ってしまいました。
PIFF広場(2008.12)
その後は、やはり行きつけの衣料品店で、ジャンパーを購入しました。国際市場は観光客相手が多いので、ウォン安に伴い、定価が上がっている・・・他の店では、そんな印象を受けましたが、以前に何度か購入している店では、前回の購入価格をお互いに把握しているので、「前はこの金額だった」と伝えると、あっさりその値段になり、何回も来てるからとさらに値引きを迫り、随分と安く購入できました。こんな交渉をしている時間は、日本での辛い嫌な思いも忘れています。釜山の街も見慣れたとは言っても、飛び交う言葉の意味は分かりません。そんな環境の中、街をぶらぶらすることは、私にとって、いい気分転換になります。
その後は、西面まで地下鉄で行き、ロッテデパートの免税店を巡りました。現在は、不況の要因のひとつにもなっている円高・ドル安ですが、買い物をするのは好条件です。私の妻は、30%オフのコーチの財布を購入しました。これで、私が以前にプレゼントしたグッチの財布の役目も終わるのかと思うと一抹の寂しさもありましたが、妻の生き生きした表情を見ると、そんな私の気持ちよりも妻の欲しいものを買う方がはるかに大事なことのように思えました。あれだけ長く大切に使ってくれたんだから、今度はもっといいものをプレゼントしたいなと思います。
その後は、ロッテデパートの地下のファーストフードで、妻は韓国風おでんを食べていました。私は、あまり好きではないけど、妻は以前来た時から、「おいしい」と言っていました。韓国と言えば、「焼肉」ですが、私達は最初の頃はよく食べていましたが、最近はほとんど食べなくなりました。「焼肉」に関しては、日本のものの方が、私には合っているような気がします。
PIFF広場(2008.12)2
その後は、再び地下鉄でチャガルチ駅まで戻り、屋台でチヂミやギョウザを食べました。私は、チヂミは何度か屋台のものを食べた経験がありますが、妻ははじめての経験で「おいしい」と言って、食べていました。そして、南浦洞の屋台を見て歩きました。アクセサリーをはじめ、いろんなものを売っています。偽ブランドのコピーの屋台も出ていました。国際市場のかばんを取り扱う店には、ブランドのコピー品を扱う店がたくさんあります。そのほとんどが外部からは見えない形となっており、「隠し部屋」のようなところに陳列しています。ブランドのコピー品なので、ひとつひとつ出来が違うように感じます。裁縫が雑なものも多いですが、中には丁寧に仕上げたものしか置いてない店もあるのも事実です。ブランドのコピー品は、帰国時の税関で没収される場合も多いので、購入はお勧めしませんが、見学ぐらいしてみるとおもしろいと思います。需要があるから、供給がある・・・日本人観光客が買っていく姿を何度も見ました。その商品が欲しいと分かれば、売る側は「強気」に出るのが、韓国の商売事情かなとそんな日本人とのやり取りを見てると感じます。
屋台 偽ブランド
一通り見た後は、いつもの食堂で、妻は「キムチチゲ」、私は「カルビタン」を食べました。妻には、この食堂が一番おいしい「キムチチゲ」が食べれるそうです。その後は地下鉄で、釜山駅まで帰り、ホテルへ向かいました。12月にオープンしただけあって、室内は大変綺麗でした。これで、1泊2人で55,000Wです。東横イン釜山中央洞も同じように清潔で綺麗なホテルです。この程度の金額ではついていない、セーフティボックスも部屋には備え付けられています。
東横イン 釜山駅前
朝10時前にホテルをチェックアウトしました。フロント横にあるパソコンからは、日本のHPを見ることもできます。このあたりは、日本の東横インとほとんど同じシステムです。
地下鉄で、チャガルチ駅まで行き、国際市場にある有名な「シンチャントースト」へ。ここは、トーストがおいしいだけでなく、トーストを焼くおじさんの温かい人柄が、トーストをさらにおいしくさせているような気がします。日本語はあまり通じないけど、その温かい「人柄」は表情・しぐさから伝わって来ます。釜山に来た際は、必ずここで一度は食事をします。ミックス・ジュースも一緒に注文しましたが、果汁100%でとてもおいしかったです。似たようなお店が釜山にも出来ていますが、ここほどおいしいトーストが食べられるお店はないような気がします。長年続けることで積み上げてきた「歴史」・・・それは、多くの人の心に「思い出」というカタチで残っていきます。人は、自分を振り返る瞬間があると思います。その時に過去に出会った「優しさ」が変わらずにそこにあると、変化の激しい時代の中で、言葉にできないような感情で胸がいっぱいになるような気がします。その感情こそが、「心の安らぎ」と呼べるものなのかもしれない・・・「シンチャントースト」に来ると、そんなことを考えてしまいます。
その後、第一眼鏡で出来上がった眼鏡を受け取りました。出来栄えは、さすがです。日本では高いお金を払えば、無理も聞いてもらえることがあるけど、それはあくまでも「高いお金」を払った代償だと思います。それが、ここ第一眼鏡では、日本では考えられない金額で一生懸命に眼鏡を作ってくれます。最近は、もう「安さ」ではなく、先程のシンチャントーストと同じように店員さんの「人柄」に引かれて、釜山に来るたびにこの第一眼鏡を訪れているような気がします。
再び、南浦洞の屋台を歩きました。昼間から夜11時頃まで屋台は開いています。中には、1日に何個売れるんだろうと思われる商品を販売している屋台もありますが・・・。妻は、トッポギという韓国風おでんを再度屋台で食べ、昨日行った食堂で「キムチチゲ」を食べました。この人は、韓国に生まれた方が、幸せだったのではと思わせるほど、「キムチチゲ」を食べます。でも、それが、妻の韓国旅行の目的なのだから仕方がないと思います。
屋台 偽ブランド2
屋台 偽ブランド3
屋台には、偽ブランドの店が堂々と開かれていました。日本では見ることのできない光景だと思います。値段を聞くと、国際市場のかばん屋のものより若干安いかなとい感じで、そんなに値段の差はありませんでした。これだけ平然とブランドのコピーが売られている現状を見ると、韓国では日本ほどブランドに関心を持っていない人が多いのかなと思います。とりあえず「かばん」として使えれば、別に何でもいい・・・そんな感じがします。先程の屋台のコピーを販売している人は、片言の日本語が出来ました。おそらく現地の人と観光客である日本人への販売価格は違うんだろうなということが感じ取れます。日本で同じことをすれば、すぐに検挙されてしまうはずですから・・・。
その後は、お土産ののりを購入し、帰国のため、釜山港へ向かいました。どこか観光地に行き訳でもなく、ただ「買い物」をして、「食事」をするだけの韓国旅行ですが、日本から少し離れてみると、いろんなことが見えてくるような気がしますし、普段私がどれだけ狭い世界で生きているかということに気づかされます。韓国人の勤勉さ・・・それは、かつて日本人も同じように持っていたはずだと思います。それが、個人の権利意識へと変化して行ったように思います。それは、企業とは二律背反のもののように思いますし、そのことが現在の雇用問題の深刻さにつながっている・・・そんな風に感じています。
来年は、今年ほど訪韓する機会はないと思っていますが、またいつか韓国を旅したいなと思います。



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